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GA4 ウェブ計測設計チェックリスト GA4設定前チェックリスト GA4の管理画面にログインする前に決めておくべき要件で、GA4に限らない、計測設計の要件定義である。これを決めずに管理画面を見るのは時間の無駄。このチェックリストを完成させるのに時間を割こう。 重要度:高 工数に影響するもの 計測対象 どのドメイン どのディレクトリ(サブドメインの扱いを含む) クロスドメイン計測の有無(対象ドメインの一覧を事前に洗い出す) おおよそのページ数 サイトの技術構成 ページ遷移方式 ページ遷移時にソフトナビゲーション(History APIやフレームワークのクライアントサイドルーティングによるDOM更新)が発生する箇所があるかどうか。アーキ …
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JavaScriptでURLを表すlocationオブジェクト URLとそのパーツはJavaScriptの変数として取得できる。 タグマネージャなどでJavaScriptの変数を使ってURL(の一部)を指定する場合や、直接Javascriptを書いてURLを指定する場合にこれらを使うことがある。 URLの構造についてはURLと向き合う必要性を参照。 変数名 意味 例 window.location.href URL全体 https://example.com/audio/detail.php?id=123#rev window.location.protocol プロトコル https: …
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Googleタグマネージャー(GTM)を使ったタグマネジメントについて解説する。前半ではタグマネジメントの概念と仕組みの一般論、後半ではGTMの具体的な設定方法を説明する。 タグマネジメントとタグマネージャ タグマネジメントとはwebサイトに設置するタグの一元管理である。管理すべきタグには以下のようなものがある。 アクセス解析ツールのタグ 広告のコンバージョンタグ リマーケティングタグ 接客ツール(チャットなど)のタグ ABテストツールのタグ web施策が進んでいくと、これらのタグを複数、それぞれ異なるページに設置する必要が出てくる。どのタグをどんな条件で設置したか管理し、不要になったタグは削除するなどの運用を徹底しておかないと、同 …
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ITPの仕様 この記事ではSafari/WebKitのIntelligent Tracking Prevention(ITP)の仕様を、2026年3月現在の最新情報に基づいて解説する。各ブラウザのプライバシー対策の全体像やサードパーティcookie代替技術についてはtracking-privacy-by-browsers.mdを参照されたい。 ITPの目的と概要 われわれウェブサイト運用者は cookieやローカルストレージなどを使ってブラウザにドメインのデータを保持し、 それらのデータを必要に応じてツール間で連携する ことによって行動計測やコンテンツの出し分けなどのマーケティング活動を行っている。ITPはウェブサイト訪問者のプライ …
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GTMとGA4の高度な使い方。設定しておくと便利な変数やトリガーの使い方に加え、データレイヤーを徹底的に使いこなす。さらには計測だけでなく検証の手間を大幅に省くタグアシスタントの裏技を紹介する。 GTM設定の黒魔術 便利な変数 ページビューID ページビュー固有のID。 一度ページを読み込んでから、次に読み込むまでの間で保持されるIDで、そのIDをさまざまなツールに送ればそれをキーにデータ連携できる。 ツールA,B,Cの間でIDを連携する場合、 ツールAのIDを取得→Bに送る ツールAのIDを取得→Cに送る ツールBのIDを取得→Cに送る (CのIDを取得→Aに送る?) (CのIDを取得→Bに送る?) など、ツール数が増えると複雑に …
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Googleは現時点では廃止自体を諦めたものの、個人のプライバシー尊重の観点からサードパーティcookieを廃止する動きを進めていた。AppleのiOSやSafariではすでにITPによってサードパーティcookieはデフォルトで使えなくなっている。 そんな中サードパーティcookieに代替する技術としてさまざまな技術をGoogle自身も開発し、他のベンダもそういった技術を開発してきた。その結果さまざまな自称「ポストcookie」「cookieレス」ソリューションが出てきているのだが、それらはどれも完全にサードパーティcookieを代替するわけではなく、これまでサードパーティcookieが担ってきた役割を部分的に違う方法で実現しよう …
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最近増えているSPA、SSR、SSGとは何か 最近ではSPA(シングルページアプリケーション)、SSR(サーバサイドレンダリング)などといったウェブページの表示の仕組みを採用するサイトが増えている。これらのページではウェブ解析ツールの計測タグや広告のリマーケティングタグなどが正しく動作しないことがある。SPAの仲間にはSSR、SSGがあるが、これらの共通点はSPA内でのページの遷移時にページの読み込み処理(ロード)が行われない点である。 これらのページではページを最初に表示するときにだけ読み込み処理が行われる。そこでページのアセット(画像やJavaScriptのファイル)がまとめて読み込まれる。その後のページの切り替わり時にはページ …
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状態を管理する、その状態に応じて条件分岐するやり方。 フラグをビットで管理するメリットとケース 例: ランディングページで「30秒以上滞在」「スクロール深度50%到達」「フォーム入力開始」を検知し、3つとも満たしたユーザーにのみリターゲティング用のカスタムオーディエンスを送る。あるいは、ECサイトで「トップ閲覧」「カテゴリ閲覧」「詳細閲覧」を1つの数値で持ち、商品詳細まで到達したユーザーにのみ関連商品リコメンドのタグを発火させる。 個別の条件を満たしたときにフラグを立て、その組み合わせを参照して処理を分岐させる。 単純に1フラグを1変数にすると変数の数が増える。 そこで1個の変数で複数の状態をまとめて管理する方法がビットによる管理で …
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