データドリブンな広告運用と、その背後にある技術・理論

データに基づいた広告運用をするのであれば、データを適切に扱うための技術(方法論)に則る必要がある。データドリブンな運用に必要な技術を、使われる文脈とコアとなるキーワードととともに紹介する。データに基づいた最適化のプロセスは手動運用、自動運用ともに基本は同じであり、自動運用は機械がそれを行っているだけである。データドリブンで手動運用する際のポイントと、自動運用がそれをいかにして効率化しているかを紹介する。最適化の裏側で何が行われているか、自動運用との付き合い方においても参考になるだろう。 データドリブンな運用とは? 「いろいろやって効果のいいものに寄せる」 が基本。ただし制約条件はいろいろある(…

続きを読む →

URLの指定の仕方

JavaScriptでURLを表すlocationオブジェクト URLとそのパーツはJavaScriptの変数として取得できる。タグマネージャなどでJavaScriptの変数を使ってURL(の一部)を指定する場合や、直接Javascriptを書いてURLを指定する場合にこれらを使うことがある。 変数名 意味 例 window.location.href URL全体 https://example.com/audio/detail.php?id=123#rev window.location.protocol プロトコル https: window.location.hostname ホスト名 …

続きを読む →

URLの構造~ホスト名、パス、パラメータ、ハッシュの成り立ちとSEO

URLと向き合う必要性 URLはインターネット上でページのありかを特定する文字列。サイト制作、コンテンツ管理の観点のみならず、webマーケターにとってもさまざまな集客施策で直面するものである。 リマーケティング広告を配信する際、訪問したURL別にリストを作る アクセス解析においてページビューはURL単位で計測する SEO上はURLの正規化など、特に重要 意外と技術的に込み入ったところがある。 URLの基本は1URL=1コンテンツであり、1URLで複数のコンテンツが対応する(そのURLでアクセスしたときに表示されるコンテンツが時によって異なる)のでもよくないし、複数のURLで同一のコンテンツが対…

続きを読む →

運用型広告のターゲティング条件

ターゲティング条件 環境 広告を閲覧する元の環境によってターゲティングができる。主に以下の項目で指定できるが、デバイス、地域は設定によって単価の相場も全く異なり、広告主との握りに含まれることが普通。この先の細かい運用の大前提となる項目であり、まともな広告運用のためには設定が必須である。言語や地域はマストで、デバイスはCTRや単価構造が大きく異なるので、分けて運用する必要がある。 デバイス(PC/モバイル/タブレット) OS ブラウザ 地域 言語 タイミング 「平日の夜間」「土日の昼間」など、曜日や時間帯で広告を配信するタイミングを指定できる。 深夜早朝を除外して配信する運用者も多いが、そもそも…

続きを読む →

運用型広告、DSPの原理

昨今数多くの運用型広告(ディスプレイ広告)が乱立している。AdWordsの一部であるGoogleディスプレイネットワーク、Yahoo!のYDN、MarketOneやBLADEを筆頭に大小さまざまな規模のDSP、Doubleclick BidManagerなど海外のDSPもある。 それぞれ管理画面があり、操作方法が異なる。 代理店の運用担当者は何種類の管理画面をコントロールしなければならないのか… 気が遠くなってくるが、運用型広告の基本は同じ、それを踏まえておけばどんな新しいDSPも比較的簡単に使いこなせる。初見のDSPをきちんと使えるかどうか、それが広告運用というものを理解しているかどうかのバ…

続きを読む →