たまにJavaScriptでタグ実装する人のためのJavaScriptメモ

Javascript固有の技術的事情。 Javascriptからちょっと離れていたり他の言語使っていたりすると忘れてしまうポイントをまとめておく。 まあ自分のための備忘録でもある。 変数の型 プリミティブ型 数値型 文字列型 論理型 null型 undefined型 オブジェクト型 配列 連想配列 日付 : 値渡しと参照渡し プリミティブ型は値渡し、オブジェクト型は参照渡し ライブラリ var myLib = {}; myLib.methodA = function () { // 処理 : return result; }; myLib.methodB = function () { // …

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webサイトの訪問履歴をCRM的な観点で見る

Webサイトの分類とKPIの方向性 目的のあるサイト 特定分野のポータルサイト、情報サイト(比較サイト、不動産ポータルなど) リードを送る 企業サイト ブランド紹介、理解 実店舗誘導 ECサイト リード獲得型(問合せ、資料請求) キャンペーン、プロモーションサイト 知ってもらう 参加してもらう 会員向けサイト 特定の行動 アクティブ率を高める →目的の達成数がKGIになる。KPIはそれを構成する要素。 基本的には目的達成までのカスタマージャーニー、コンセプトダイアグラムを描き、各ステップの到達数を見ていくのがいい。 目的の種類によってセッション限りで達成する場合と、ある程度のリードタイムをもっ…

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DSPの違い

DSPの違い 最重要 できること ターゲティング手法 動的リマーケティングの有無 オーディエンス拡張の有無 その他機能 配信面 理論上の配信面(接続しているSSP)と実際の配信面(接続しているものの、ビッドリクエストを制限しているSSPがあるかどうか) 予算設定の仕方 月単位/日単位/個別に期間指定可能かどうか キャンペーン単位/ラインアイテム単位 中程度 自動運用、最適化の特徴 自動最適化の有無 一定期間に必要なコンバージョン数 インプレッションの出かた(同じ設定をしてもDSPによって配信のされ方が異なる。重要ではあるが、運用者からするとどうしようもないことでもある) 一応考慮しておく レイ…

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運用型広告のターゲティング条件

ターゲティング条件 環境 広告を閲覧する元の環境によってターゲティングができる。主に以下の項目で指定できるが、デバイス、地域は設定によって単価の相場も全く異なり、広告主との握りに含まれることが普通。この先の細かい運用の大前提となる項目であり、まともな広告運用のためには設定が必須である。言語や地域はマストで、デバイスはCTRや単価構造が大きく異なるので、分けて運用する必要がある。 デバイス(PC/モバイル/タブレット) OS ブラウザ 地域 言語 タイミング 「平日の夜間」「土日の昼間」など、曜日や時間帯で広告を配信するタイミングを指定できる。 深夜早朝を除外して配信する運用者も多いが、そもそも…

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運用型広告、DSPの原理

昨今数多くの運用型広告(ディスプレイ広告)が乱立している。AdWordsの一部であるGoogleディスプレイネットワーク、Yahoo!のYDN、MarketOneやBLADEを筆頭に大小さまざまな規模のDSP、Doubleclick BidManagerなど海外のDSPもある。 それぞれ管理画面があり、操作方法が異なる。 代理店の運用担当者は何種類の管理画面をコントロールしなければならないのか… 気が遠くなってくるが、運用型広告の基本は同じ、それを踏まえておけばどんな新しいDSPも比較的簡単に使いこなせる。初見のDSPをきちんと使えるかどうか、それが広告運用というものを理解しているかどうかのバ…

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アクセス解析タグ、広告のコンバージョン/リマーケティングタグの設置検証方法

webページにアクセス解析ツール(Googleアナリティクスなど)のタグや広告のタグ(コンバージョンタグ、リマーケティングタグ)など、さまざまなタグを設置することがある。この記事ではそれらにタグが正しく設置されたかどうか、正しく呼び出されているかどうかを確認する手順を紹介する。 見るべきポイント どのページに どんな条件で 発火するのか? 確認すべきこと その条件で発火すること それ以外の条件で発火しないこと すべてのシナリオを網羅する必要がある PC/モバイル 会員登録済み/非登録 遷移元によってコンテンツ出し分けしている場合は遷移元別 特定の条件で発火しないことがあるのか? どうやって確認…

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アクセスログデータの前処理、ユーザIDとセッションの生成、URLの集約

アクセスログデータの前処理 これまでの手順で取り込んだログデータはそのままでは分析に使いにくい。 今後の分析がやりやすいように、ある程度の前処理が必要になる。 ここでは前処理のポイントになるものを列挙する。 分析対象とするリクエスト行の抽出/削除 取り込んだままのログデータに不要な情報が含まれることがある場合、必要に応じてそれらを削除する。アクセスログファイルからのデータ抽出時にフィルタリングしていない場合、ここで削除する。 ボットの抽出/削除 画像の削除 ユニークユーザとセッションの作成 疑似ユニークユーザ セッション 集計単位URLの指定 URLの分割 ダミーパラメータの除外 URLごとの…

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アクセスログデータをデータベース(PostgreSQL)に取り込む

セッションやユーザの識別にはSQLiteでは対応していないウィンドウ関数が必要になるし、データのサイズが大きくなるとSQLiteでは不安なところもある。 ということで、データサイズがある程度大きくなっても対応可能で、オープンソースでは珍しくウィンドウ関数など集計・分析機能に優れたPostgreSQLへアクセスログを取り込む方法を解説する。 アクセスログをPostgreSQLに取り込む NCSA拡張形式のログを取り込む 環境の準備(linux) SQLiteと違って環境の準備が必要になる。 PostgreSQLのインストール、initdbが完了している前提で ユーザを作成 $ su postgr…

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一般的なDBに慣れてきた人がBigQueryを扱う際にハマりやすいポイント(Legacy SQL編)

一般的なSQLに慣れてきた人がBigQuery(Legacy SQL)を使う際によくハマるポイント、 特にGoogleアナリティクス360(旧Googleアナリティクスプレミアム)が出力するログデータを扱う場合に直面する問題を中心に解説する。 Googleアナリティクス360のログデータはBigQueryの特徴的なところを嫌というほど満載している。 ということで、これを扱えれば大概の問題には対応できるようになるだろう。 なおLegacy SQLに限定した話。Standard SQLは未検証。 言語個別の仕様 ネストされたデータ形式 BigQueryでは各レコードの1個のカラムに複数の値、つまり…

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アクセスログファイルからのデータ抽出とCSV化、SQLiteへの取込

さまざまな形式のアクセスログファイルから、 分析集計しやすいようにCSVファイルへの変換、さらには簡易データベースであるSQLiteへの取り込みを解説する。 CSVファイルにする テキスト形式のログファイルを扱いやすいCSVに変換する。 NCSA combined形式 テキストファイルにすればExcelなどの表計算ソフトやPostgreSQLなどのデータベースにも取り込むことができる。自由自在になる。 バーチャルホスト名を含まないNCSA combined logから以下の8項目をタブ区切りテキストで書き出す。 アクセス元のアドレス ユーザー名 日時 ページのパス ステータスコード 送信バイト…

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